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続落も下げ幅縮める
14日の東京市場は7日続落、日経平均は124円安です。7連敗は16年3~4月以来約3年1カ月ぶりです。米中貿易摩擦激化を嫌気して前日のNY株が大幅に下落、朝方は主力株中心に大きく売り込まれ、440円に下げ幅を広げる場面がありました。ただ、米中協議についてトランプ大統領の前向きな発言で円高が一服、日銀ETFへの期待も支えになり、下げ幅を縮めています。
自律反発のタイミング
米中貿易問題に楽観は許されず、積極的な買いが入る状況にはありませんが、当面の突っ込み警戒感から売り込み辛いのでしょう。朝安こそ大幅安ながら前引けにかけ下値を切り上げ、大引けはきょうの高値圏で着地しました。個別にも決算を手掛かりにストップ高銘柄が続出するなど物色意欲は強く、自律反発のタイミングに入ったと見ています。
ブレインPが大幅高で最高値
ただ、ここまで下げた以上、大勢は調整局面にあると判断せざるを得ず、主力の輸出株など売り込まれた銘柄でリバウンドを狙うのではなく、引き続き軟弱地合いのなか上昇基調を継続する強い中小型株の下値を狙っていきたいと思います。中長期方針のピックアップ銘柄では日ホスピス(7061)やメディシノバ(4875)が高値圏で値を保ち、チームスピ(4397)、イボキン(5699)も下げ渋りました。短期値幅取り候補ではブレインP(3655)が大幅高で最高値、RPAHD(6572)も一段高を目指す動きです。
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