需給は悪化せず【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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輸出株中心にリスク回避の売り

 23日の東京市場は反落しました。日経平均は132円安です。ファーウェイ問題の影響への警戒感から米ハイテク株が売られた流れを引き継ぎ、半導体や電子部品など輸出株を中心にリスク回避の売りが広がりました。為替が円高方向に振れ、米株価指数先物や上海株が軟調に推移したことも買いを手控えさせ、後場は日銀ETF買いへの期待から下げ渋りましたが、戻りは限られています。

調整一巡から出直る中小型株も

 米中関係の悪化で押し目買い意欲が後退しており、日経平均は5日線を割り込んでしまいました。ただ、6月下旬に開催されるG20での米中首脳会談までは方向感が出ないとの見方がコンセンサスで、ロングポジションの積み上がりはなく、需給が悪化している状況ではありません。人気を集めていた中小型株につては高値警戒感から反落する銘柄が目立ちましたが、一方で調整一巡感から出直る銘柄も増えており、引き続き中小型株の個別に物色していくことになりそうです。

DITを買い直す

 ピックアップ銘柄ではイボキン(5699)、日ホスピス(7061)は上げ一服となりましたが、チームスピ(4397)が切り返してきました。短期値幅取り候補ではハウテレビ(7064)やクレオ(9698)を高値圏で利益を確定する一方、追撃買いを入れたバリューHR(6078)やIRJHD(6035)、打診買いのCEHD(4320)がしっかりで、DIT(3916)を買い直してします。ショートではアルプスアル(6770)に追撃売りを入れました。引き続き上昇トレンドを継続する強い中小型株の日替わり物色です。

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