正直じいさんの株で大判小判|企業 証券市場新聞

米中交渉長期化を嫌気

 29日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は256円安です。米中貿易交渉の長期化を嫌気して28日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、リスク回避の売りが優勢でした。円高や上海株安も重しになり、米長期金利低下と米半導体株安を受けて金融や輸出株の下げが目立っています。前場中ごろに370円超に下げ幅を広げた後は下げ渋りましたが、戻りは限られ、後場は前引け値水準で小動きとなりました。

下値の堅さは意識

 外部環境が不透明で、当面は主力株を中心にした明確なリバウンドは期待しづらいでしょうが、フシ目の2万1000円は維持しており、下値の堅さは意識されています。中小型株についてもポジション整理の売りが優勢でしたが、全般底堅く推移するようなら、引き続き短期資金は直近IPOやバイオ株など内需ディフェンシブ系の中小型株に向かうでしょう。ただし、銘柄は絞られてくると見ています。

スクリーンHDが一段安

 ピックアップ銘柄ではイボキン(5699)がしっかり、前日大幅高のそーせい(4565)も利益確定売りをこなして底堅く推移しました。短期値幅取り候補では追撃買いを入れたDIT(3916)や買い直したEduLab(4427)、打診買いのラクス(3923)、FFRI(3692)も堅調です。一方、後場伸び悩んだイーソル(4420)を利食ったほか、高値圏で値動きが鈍った数銘柄の損益を確定しました。ショートではスクリーンHD(7735)が年初来安値を更新しており、売り持ちのまま様子を見ています。




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