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リスク回避の動き加速
3日午前の東京市場は4日続落、日経平均は239円安です。前週末の米国株がダウ、ナスダックともに大きく下げ、円高が進行したことから、リスク回避の動きが加速しました。主力の輸出株を中心に売りが広がり、東証1部の値下がり銘柄数は1763と全体の8割強が下落しています。中小型株にも値を崩す銘柄が目立ち、マザーズ指数が2.34%安と急落しました。
エイトレッドが新値追い
関税問題がメキシコから他国へ広がり、米中対立激化も懸念されるだけに、押し目買いが入りにくい状況で、7日に米雇用統計発表を控えていることも買いを手控えさせています。ただ、一方で短期的な突っ込み警戒感も意識され、下値を売り込むのも危険でしょう。ピックアップ銘柄ではそーせい(4565)が下げ渋り、たインキ値幅取り候補ではエイトレッド(3969)が新値を追いました。銘柄を絞り込んで慎重に対処する方針で、きょうの前場は高値保ち合い上放れの兆しを見せているスリープロ(2375)に追撃買いを入れています。
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