中小型は早めの損益確定【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスク回避の動き続く

 3日の東京市場は4日続落しました。日経平均は190円安です。前週末の米国株がダウ、ナスダックともに大きく下げ、円高が進行したことから、リスク回避の動きが続きました。主力の輸出株を中心に売りが広がり、東証1部の値下がり銘柄数は1763と全体の8割強が下落しています。中小型株にも値を崩す銘柄が目立ち、マザーズ指数が急落、3.51%安と後場一段安になりました。

突っ込み警戒感から下げ渋る

 関税問題がメキシコから他国へ広がり、米中対立激化も懸念されるだけに、押し目買いが入りにくい状況で、7日に米雇用統計発表を控えていることも買いを手控えさせています。ただ、一方で短期的な突っ込み警戒感も意識され、日経平均は引けにかけ下げ渋りました。一方、中小型株はこのところ人気を集め、高値圏にあった銘柄に利益確定売りがかさんでおり、さらに銘柄の絞り込みをかける必要がありそうです。

エイトレッド、ラクスが新値追い

 ピックアップ銘柄ではそーせい(4565)が下げ渋りましたが、イボキン(5699)や日ホスピス(7061)はが急落しており、しばらく様子見です。短期値幅取り候補ではエイトレッド(3969)とラクス(3923)が新値を追い、スリープロ(2375)も高値圏で値を保ちました。ただ、銘柄を絞り込んで慎重に対処していますが、地合い悪に抗しきれず、値を崩し始める銘柄が相次いでいますので、あす以降の値動きを見極めながら早めの損益確定を心がけたいと思います。




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