中小型株を仕切り直し【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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リスクオフ巻き戻し一気に進む

 5日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は367円高です。パウエルFRB議長の発言で利下げ期待が強まり、前日の米国株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、リスクオフの巻き戻しが一気に進みました。東証1部の売買代金概算は2兆2402億に膨らみ、値上がり銘柄数は1988と全体の9割強を占める全面高商状です。中国政府高官が米国と貿易問題について対話を続ける意向を示したことから、米中摩擦への過度な懸念も後退しました。

中小型が大型の上昇率上回る

 きょうは主力大型株が物色の中心でしたが、指数をみると中小型の上昇率が大型を上回っており、レアアースや5G関連など中小型株にも急反発に転じる銘柄が目っています。大型株は買戻し主体の動きで、積極的にポジションを積み上げた様子はありません。あすも全般戻りを試す展開が期待されますが、まだ明確な底打ち感はなく、上値が重く膠着感を強めるようなら、中小型株を仕切り直すことになるでしょう。

エイトレッドやAKIBAが新値追い

 ピックアップ銘柄ではイボキン(5699)が大幅高、そーせい(4565)も底堅く推移しました。短期値幅取り候補ではエイトレッド(3969)やAKIBA(6840)が新値を追い、打診買いを入れた医学生物(4557)が値を飛ばし、東邦チタ(5727)やNEWART(7638)はしっかりです。引き続き強い銘柄を絞り込んで値幅を狙う考えで、値を崩した銘柄はあす以降の動きを見ながら持続、戻り売りの判断をしたいと思います。




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