G20に向け買戻し【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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主力株中心に買い優勢

 10日の東京市場は続伸しました。日経平均は249円高です。米雇用統計が市場コンセンサスを大幅に下回ったことで利下げ観測が強まり、前週末の米国株が大幅に続伸した流れを引き継ぎ、買い優勢の展開でした。キシコへの関税発動の見送りを好感して自動車株をはじめ輸出株が買い戻されたほか、大型株だけではなく、中小型材料株にも値を飛ばす銘柄が目立っています。東証1部の値上がり銘柄数は1783と全体の83%が値上がりしました。

上値重いも下値も堅い

 円高への警戒感や海外重要経済指標発表を控え、ギャップアップして寄り付いた後は、上値を追う動きは限られましたが、戻り売りに値を崩すことなく、フシ目の2万1000円を上回って引けています。東証1部の売買代金は2兆円割れの薄商いながら、下値は買戻しが支えており、売り込まれてきた輸出株に下げ渋りから出直る銘柄が増えてきました。米中首脳会談が予定されるG20に向けさらに買戻しの流れが強まると見ており、上値は重いものの、底堅い展開が続きそうです。

インパクトを打診売り

 ピックアップではイボキン(5699)が最高値をうかがう動き、材料が出たそーせい(4565)も続伸しました。短期値幅取り候補ではAKIBA(6840)を利益確定する一方、リボミック(4591)などに追撃買いを入れています。引き続き強い銘柄に絞り込んで値幅を狙う考えですが、一方で高値圏で値動きの鈍った銘柄が利益確定売りに値を崩すケースも目立ち始めており、きょうはインパクト(6067)を打診売りしました。




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