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反落し2万1000円割れ
18日の東京市場は反落しました。日経平均は51円安円安と引け値でフシ目の2万1000円を割り込んでいます。前場は小安く寄り付いた後、上げに転じる場面もありましたが、前場中盤から徐々に売りが優勢になり、後場に入ると円買いの動きが強まり、下げ幅を広げました。もっとも、東証1部売買高概算は1兆7752億円と閑散商状が続いており、FOMCを控えて模様眺め気分が強いなか、先物への仕掛け売りに値を崩した格好です。
中小型に値崩す銘柄目立つ
FOMCの結果待ちで主力株には手を出しづらく、消去法的に中小型材料株の個別物色が続いていますが、これまでパフォーマンスがよく高値圏にあった銘柄に値を崩すケースが目立ちました。FOMCに加え、来週末に開催される大阪サミットでは米中首脳会談の可能性もあることから、あす以降も手控え気分が強く、方向感に乏しい展開が続くと予想され、物色は中小型に向かわざるを得ないでしょう。ただ、より慎重な姿勢と割り切った対応が必要と感じています。
銘柄を絞り込む
前場に高値圏で値動きの鈍ったバリューHR(6078)やアルファポリ(9467)、ラクス(3923)やグレイス(6541)などを利益確定し、推奨銘柄の絞り込みをかけました。一方で買い直した朝日ネット(3834)は連日で最高値を更新し、後場に入って締まってきたそーせい(4565)に追撃買いを入れています。また、スリープロ(2375)や日ユニシス(8056)も堅調で、利食いのタイミングを待つことにしました。
by 株価チャート「ストチャ」
「大阪サミットで相場が大転換」6月22日(土)第2回 株式セミナー in大阪
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