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円高重しで3日ぶり反落
3日の東京市場は3日ぶりに反落しました。日経平均は116円安です。1ドル=107円50銭台まで円高が進み、政府による韓国への半導体材料輸出規制の影響も気にされたようで、輸出株を中心に利益確定売りが広がりました。上海株安や原油相場の下落も重しになりました。
下値の堅さは意識
もっとも、過度な米中貿易摩擦懸念が後退したことで下値を売り込む状況にはなく、大引けにかけ下げ渋るなど下値の堅さは意識されています。週後半に米国市場休場と米雇用統計を控え、来週はETF分配金拠出のための現物株売りが予想されているため、あす以降はさらに見送り気分が強まりそうですが、一方でテクニカル指標は好転しています。週内は売り込まれた銘柄への買戻しが下値を支え、中小型株の個別物色も続きそうです。
サン電子、イボキンが強い動き
ピックアップ銘柄ではサン電子(6736)、イボキン(5699)が朝安のあと切り返す強い動きで、そーせい(4565)やハリマ化成(4410)も底堅く推移、日ホスピス(7061)も出直ってきました。短期値幅取り候補ではビーイング(4734)やベルテクス(5290)の利益を確定する一方、追撃買いを入れた共栄セキュ(7058)や打診買のオンキヨー(6628)、ブックオフ(9278)が堅調です。引き続き強いトレンドの中小型株の噴き値を狙っていく考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
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