ETF売り一巡で下値の堅さ意識【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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前日終値を挟んで方向感なく

 9日の東京市場は反落、日経平均は35円安です。前日の米株市場が軟調で、ETFの決算分配金捻出売りも警戒され、安く始まった後、円が109円近辺まで弱含んだことから、プラスに浮上する場面がありました。もっとも、パウエルFRB議長の議会証言を控えて様子見気分は強く、前引けにかけ再び小安い水準に押し返されています。前場段階の東証1部の売買代金概算8320億円と閑散商状が続くなか、前日終値を挟んで方向感なく往来する展開でした。ただ、きょうでETF決算絡みの売りが一巡してくることから、下値の堅さは意識されています。

そーせいが切り返す

 ピックアップ銘柄ではそーせい(4565)が切り返し、日ホスピス(7061)は続伸、イボキン(5699)やサン電子(6736)も底堅く推移しました。短期値幅取り候補は好決算発表のシステム情(3677)や理研グリーン(9992)の利益を確定する一方、買い直したオリコン(4800)が上値を伸ばしています。イベント通過後の物色の流れの変化に注意しながら、引き続き好業績の中小型株の噴き値を狙っていく考えです。




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