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米株安引き継ぎ反落
22日午前の東京市場は反落、日経平均は59円安です。大幅利下げ期待の後退で前週末の米株が下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。円が弱含んでいることで、下げ渋りましたが、上値は重い状況です。参院選の与党勝利はポジティブながら、予想通りで織り込みが進んでおり、前場段階の東証1部売買断金概算は7480億円と1Q決算発表を控えて一段と模様眺め気分が強まりました。
三櫻工やインソースを利益確定
物色の方向にも大きな変化はなく、中小型株の個別物色が続いています。ピックアップ銘柄のそーせい(4565)やハリマ化成(4410)、日ホスピス(7061)は上げ一服ながら、短期値幅取り候補では三櫻工(6584)やインソース(6200)を浮き値で利益を確定しました。ただ、中小型株物色は大手企業の決算発表までの幕間つなぎ的な性格が強く、資金の逃げ足の速さには注意が必要です。噴き値では確実に利益を確定するほか値動きの鈍った銘柄は早めに見切る必要があるでしょう。また、従来とは逆に新値抜けは売られることが最近の相場の傾向です。
by 株価チャート「ストチャ」
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