決算アク抜けにつながるか【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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半導体など買われ急反発

 23日の東京市場は急反発しました。日経平均は204円高です。売り買い交錯で始まった後、半導体や電子部品などに買いが向かい、上げ幅を広げました。メモリー市況の回復期待やトランプ米大統領がファーウェイへの制裁措置を緩和するとの報道が買い手掛かりになり、為替が1ドル108円台と円安に振れたことが追い風になっています。

テクニカルは好転

 東証1部売買代金概算は1兆6553億円にとどまり、買戻し主体の動きながら、日経平均は再び25日、75日線を上回り、これまでのもち合いレンジ水準を回復しました。あすに信越化や日本電産、アドバンテスト、26日に東エレクなど主要企業の決算発表を控え、模様眺め気分の強い展開は続きそうですが、テクニカルは好転しており、決算への反応がアク抜けにつながるようなら、一段高も期待できるでしょう。

ベイカレントを利益確定

 ピックアップ銘柄ではハリマ化成(4410)がしっかり、東レ(3402)は出直りの動きを強め、イボキン(5699)やそーせい(4565)も続落ながら底堅く推移しました。短期値幅取り候補ではベイカレント(6532)を噴き値で利益を確定する一方、図研(6947)や寿スピ(2222)、グレイス(6541)に買いを入れ、ショートでオリコン(4800)を追撃しています。ただ、主要企業の1Q決算発表をきっかけに、物色の流れにが変化することへの注意は必要で、銘柄を絞り込み、キャッシュポジションを高める方向で動きたいと思います。

株式情報と相場見通し

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