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米株大幅安も円安支えにプラス浮上
1日の東京市場は小幅ながら反発しました。日経平均は19円高です。パウエルFRB議長発言による過度の利下げ期待後退で米国株が大幅安になった流れを引き継ぎ、朝方は230円超まで下落しました。ただ、売り一巡後は109円台まで進んだ円安を支えに下げ幅を縮め、前場後半にプラスに浮上、後場は小安い水準で膠着感を強めましたが、引け際買いが入りプラスに転じて終えました。
2万1500円水準で底堅い
東証1部の騰落銘柄数は拮抗していますが、輸出セクターに買いが広がったほか、時価総額の大きい金融株が買われ、売買代金概算は2兆2260億円と2兆円台に乗せました。買戻し主体の動きで上値を買い上がる動きは限られましたが、日経平均は2万1500円水準で底堅さを意識させる展開です。当面の材料出尽くし感から反落する銘柄も散見されたものの、好決算を評価する流れも続きました。
寿スピ、アドバンテなど新値
ハリマ化成(4410)が1Q営業増益が評価され新値追い、そーせい(4565)、日ホスピス(7061)は底堅く、イボキン(5699)も下げ渋りました。次世代通信で重要な役割を担うNEC(6702)を中長期投資のピックアップ銘柄に加えておきたいと思います。一方、短期値幅取り候補は追撃買いを入れた寿スピ(2222)、アドバンテ(6857)、トレファク(3093)、買い直した栄セキュ(7058)が高値をとってきました。引き続き決算内容を確認したうえで、好業績・好取組銘柄で値幅を狙う考えです。
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