目次
米中摩擦懸念和らぎ反発
14日の東京市場は反発しました。日経平均は199円高です。中国への追加関税について一部製品の引き上げ延期を受け、米中貿易摩擦への懸念が和らぎ、米国株式が大幅に上昇した流れを引き継ぎました。為替が円安に振れ、6月機械受注が予想に反して増加したことも支援材料で、朝方に240円超に上げ幅を広げています。その後は円の下げ渋りや中国鉱工業生産の悪化が重しになり伸び悩みましたが、後場に入ると円が再び弱含んだことから前場高値に接近する場面がありました。
決算発表一巡で物色の流れ見極め
夏休み休暇入りで市場参加者が少なく、東証1部売買代金は売買代金は11日ぶりに2兆円を下回る閑散商状です。ただ、米中摩擦懸念が後退したことから、主力株を中心に買い戻しが広がり、東証1部の値上がり銘柄数は1673と全体の8割近くを占め、決算を手掛かりにした中小型好業績株物色も活発でした。決算発表一巡であすは物色の流れを見極める必要がありそうですが、1Q決算内容を精査したうえで好業績銘柄が個別に見直されると考えています。
ピーシーエ、カプコンがしっかり
推奨銘柄ではピーシーエ(9629)がしっかり、カプコン(9697)も底堅く、前場に買い直したsantec(6777)も堅調に推移しました。後場はユーピーアール(7065)を利益確定、イビデン(4062)を損益確定する一方、ギフト(9279)、アドソル(3837)に買いを入れて様子を見ています。引き続き物色の流れを見極めながら、個別に対応していくい考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
コメント