中小型材料株を個別物色【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米株急落も下げは軽微

 15日の東京市場は反落しました、日経平均は249円安です。米長短金利の逆転で景気減速懸念が強まり、前日の米株市場でNYダウが800ドル安と今年最大の下げになるなど主要株価指数が軒並み急落した流れを受け、主力株を中心にリスク回避の売りが広がりました。ただ、朝方に下げ幅を470円超まで広げた後は円高一服と時間外の米株価指数先物高やジア株市場で韓国や香港がプラス圏で推移したことを支えに買戻しが入り下げ渋る流れで、米国株に対して下げは軽微です。

2万円接近場面では売り込みづらさ

 日経平均はギャップダウンの後は下げ幅を縮めており、後場から再び軟化する場面がありましたが、日銀ETF買い観測に引けにかけて持ち直しました。夏季休暇中で市場参加者は少なく、東証1部の売買代金は2兆円を割り込んでおり、底入れ感に乏しい状況ですが、2万円大台に接近した場面では売り込みづらさがうかがえます。不安定な展開ながら、好決算発表銘柄が大幅高に買われるケースが目立つなど、個別には物色意欲は旺盛でした。

カプコンがしっかり

 外部環境は不透明で下値不安はぬぐえませんが、日経平均が2万円大台をキープして推移するなら、引き続き強いトレンドの中小型材料株を個別に物色していくことになると見ています。中長期方針のピックアップ銘柄ではカプコン(9697)がしっかり。短期値幅取り候補ではピーシーエ(9629)が新値を取り、レアジョブ(6096)やレーザーテク(6920)、シルバーライフ(9262)も堅調、他候補銘柄もおおむね下げ渋りました。一方、ショートでは東邦チタ(5727)、古河電(5801)が下値を切り下げています。

by 株価チャート「ストチャ」

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