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米株安と円高受け大幅反落
26日午前の東京市場は大幅反落、日経平均は451円安です。米中摩擦激化を嫌気して前週末の米株市場でダウが620ドル安と大幅に下落、為替が一時1ドル104円台の円高に振れたことで主力株を中心に売り圧力が強まりました。中国や香港などアジア株安も投資家心理を冷やしています。日経平均はマドを空けての急落で、寄り直後に640円近くまで下落したあとはややや下げ渋っていますが、戻りは限られています。前場段階の東証1部売買代金は1兆円に届かず、値下がり銘柄数は1978とほぼ全面安商状でした。
ブシロードやツクルバを追撃
ただ、短期資金は材料株や好需給銘柄に向かいやすい状況に変わりはないようで、材料の出た銘柄や直近IPOの一角が買わました。前場はブシロード(7803)やツクルバ(2978)、アンジェス(4563)など逆行高銘柄に追撃買いを入れましたが、ほか推奨銘柄のほとんどが5日線上で推移するなど上昇基調を維持しています。不安定な状況ではありますが、引き続き強いトレンドの中小型株に割り切って対処したいと思います。
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