全般底上げが始まる【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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朝安のあと持ち直す

 4日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は23円高です。前日の米国株が下落した流れを引き継ぎ、朝方は売りが先行しましたが、70円超まで下げた後は買戻しに持ち直しました。円高一服や時間外の米株価指数先物高、上海株の切り返しが支えになり、後場は逆に70円近くまで上昇する場面がありました。東証1部売買代金は概算で1兆5931億円とどまり、閑散小動きではありますが、下値は固まってきたと見ています。

個別売り優勢も利食い

 東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1587と全体の7割強を占め、マザーズ指数やジャスダック平均も下落するなど個別には売りが勢でした。ただ、利食い売りによる下げが主体で、一方でここまで売られ続けてきた銘柄が安値圏から立ち上がってくるケースが増えており、全般底上げが始まったと感じています。

ベネフィットJが大幅高で新値

 個別株物色は資金の逃げ足が速く、値動きが鈍ると一気に売りに傾く需給状況が続いていますので、高値圏あったバンクオブイノベ(4393)をいったん利益確定、マーケットエンタ(3135)は損失を確定しました。一方、追撃買いを入れたベネフィットJ(3934)は大幅高で新値をとりましたが、明和産(8103)は大幅高のあと上げ幅を縮め、長い上髭を引きました。ただ、9月中間末44円配当の権利取りの買いが下値に入っており、追撃買い方針で対処する考えです。




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