強い銘柄を個別に仕切り直す【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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上値限られるも5日続伸

 9日の東京市場は5日続伸しました。日経平均は106円高です。朝方は小幅にマイナスに転じる場面がありましたが、為替が106円90銭台で落ち着いており、時間外の米株価指数先物や上海株高を追い風に上昇に転じました。買い戻し主体の動きで東証1部売買代金概算は1兆7087億円にとどまり、上値を追う動きは限られましたが、前週からのリバウンド基調が続いています。

短期資金は中小型株へ

 ただ、全般底堅くテクニカルも改善しているものの、週末にSQを控えていることもあって上値は重く、主力株は戻り売りに伸び悩む銘柄が増えてきました。次の展開に備えるため、前週末にかけ売り買いともにポジションを圧縮しましたが、短期資金は中小型株に向かいやす状況に変わりはなさそうで、高値抜けから一段高が期待できる強銘柄へ個別に仕切り直す考えです。

バンクオブイノがS高

 きょう買い直したバンクオブイノ(4393)はストップ高に買われ、カプコン(9697)やラクスル(4384)も堅調でした。いずれもスピード調整が一巡し、すかさず切り返す強い動きです。新型iPhoneへの期待からNTTドコモ(9437)も新値を取ってきました。一方、9月中間期末44円配当権利取り方針の明和産(8103)は、明確な切り返しを確認するまで今少し様子見です。

株式情報と相場見通し

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