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約1年ぶりの8連騰
12日の東京市場は約1年ぶりの8日続伸となりました。日経平均は161円高です。前日の米国株が高く、トランプ米大統領が中国からの輸入品2500億ドル分に対する関税引上げを延期するとツイートしたことが好感され、買い優勢の展開でした。時間外の米株価指数先物高や為替が108円前後の円安に振れたことも支援になりました。
全般底上げが続く
後場は高値圏で膠着感を強め、今晩にECB理事会の結果発表を控えて、ポジション調整売りに引けにかけやや上げ幅を縮めましたが、利益確定売りをこなして強い動きです。東証1部の売買代金は概算で2兆7701億円をこなしました。相場のレンジが切り上がったことで全般底上げが続き、きょうは銀行などバリュー株は上げ一服となる一方、半導体や中小型株などグロース株に買戻されています。
明和産、ハリマ化成を追撃
ただ、日経平均は直近戻り高値水準を回復したことで、いったん達成感が意識されやすく、前場は売り買いを手控えました。後場は高配当利回り銘柄で着実に利益を確保する当面の投資スタンスに沿って、9月末44円配当を予定する明和産(8103)と19円配当のハリマ化成(4410)に追撃買いを入れています。
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