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反発も上げ幅縮める
19日の東京市場は反発しました。日経平均は83円高です。FOMCで予想通り0.25%の利下げが発表され、パウエル議長の会見を受け前日のNYダウが続伸、為替が円安に振れたことを追い風に朝方は300円近くまで上昇しました。ただ、買い一巡後は利益確定売りに上値が重くなり、日銀が金融政策決定会合で現状維持を決め、107円後半へ円高が進んだことから急速に上げ幅を縮めました。
短期資金はが中小型株へ
フシ目の2万2000円を超えたことで、いったん利益確定の売りが出やすいタイミングだったことから、日経平均の日足は長い上髭を引く陰線になりました。バリュー株の水準訂正に一巡感が強まるっていることから、スピード調整局面を迎えた可能性はありますが、輸出株を中心に堅調な展開で、底堅さは意識され、再び短期資金が中小型株に向かいやすい状況になったと見ています。
寿スピ、クリレスHDなどが新値
短期値幅取り候補ではショートのファイバーG(9450)を買い戻し、追撃買いを入れたアドソル(3837)とスター・マイカ(2975)、買い直した寿スピ(2222)、打診買いのクリレスHD(3387)いずれも新値を取りました。明日以降もスピード調整一巡から高値をうかがう中小型株で値幅を狙っていきたいと思います。
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