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米株安引き継ぎ売り優勢
30日の東京市場は続落しました。日経平均は123円安です。米政府が対中投資制限を検討していると伝わったことを嫌気、前週末の米国株式が下落した流れを引継ぎ、売り優勢の展開でした。朝安のあと下げ渋っていましたが、後場に入ると配当に絡んだ買いが一巡したことや日経平均の銘柄入れ替えに伴うポジション調整売りが出て、210円超に下げ幅を広げる場面もありました。
全般はスピード調整
為替がやや円高に振れていることも買いを手控えさせ、東証1部の値下がり銘柄数は1624と全体の8割弱を占めました。商いも盛り上がりを欠き、全般は9月に入ってからの上昇に対するスピード調整局面を迎えたようです。ただ、前週末に続きこの日も引けにかけ値を戻すなど底堅さは意識されており、局地戦の様相ながら、中小型株の一角に値を飛ばす銘柄も目立ちました。
物色の流れ流れを見極めて
一旦仕切り直す方針で、前週末に配当と合わせてほとんどの銘柄の損益を確定しており、きょうは前場に動きのいい3銘柄に打診買いを入れてみました。うち、ネットマーケ(6175)は高値圏を維持して引けましたが、アイル(3854)は伸び悩み、ステムリム(4599)は小幅ながら下げに転じています。あすも全般調整色の強い展開が予想されますが、物色の流れを見極めながら、中小型株のなかで個別にチャンスを見出していきたい考えです。
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