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米中対立激化懸念で反落
9日午前の東京市場は反落、日経平均は144円安です。米中閣僚級貿易協議を前に米政権が中国の団体・企業に禁輸措置を発表したことで対立激化への懸念から前日の米国株式が大幅に下落した流れを引き継ぎ、売り優勢の展開でした。上海などアジア株が軟調に推移していることも買いを手控えさせています。ただ、為替が107円20銭近辺と円が弱含んでいることで、安寄りのあとは下げ渋り、米株に比べて下げは限られました。
中小型も上値重い
中小型株の個別物色は続いていますが、きょうは総じて上値の重いイメージです。追撃買いを入れたステムリム(4599)、は戻り足を速め4ケタを回復しましたが、手間いらず(2477)やブシロード(7803)は伸び悩みました。直近IPOではアミファ(7800)に打診買いを入れ様子を見ています。一方、高値圏で動きの鈍ったアトラエ(6194)の利益を確定し、八木会長辞任報道が流れた関西電力(9503)は一旦損失を確定しました。
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