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米中報道に振られるも底堅い
10日の東京市場反発しました。日経平均は99円高です。前日の米株は反発しましたが、米中協議を巡る報道に振られる展開でした。売り買い交錯で始まった後は一旦下げに転じましたが、円が弱含んでいるところにハーウェイへの一部部品供給認可報道が流れたことで先物に買いが入り、上げに転じました。買い戻し一巡で、後場は膠着感が強まりましたが、底堅い動きです。
個別は買い手控え
ただ、東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1458と全体の7割近くを占め個別には買いが手控えられました。中小型株の個別物色は続いていますが、資金の逃げ足の速い状況に変わりはなく、一部を除いて朝高のあとさげに転じる銘柄が目立ちました。また、きょう引け後に注目の安川電機が決算を発表しましたが、2Qは予想を上回る大幅減益で通期予想を下方修正しており、あすは株価の反応と相場全体への影響を見極めてからということになるでしょう。
トライアイズ、レアジョブを利益確定
推奨銘柄ではストップ高まで買われたトライアイズ(4840)とレアジョブ(6096)を利益確定する一方、上方修正ながら材料出尽くしとなったEMシステムズ(4820)や高値圏値動きの鈍ったパイプドHD(3919)の損失を確定し、手持ち銘柄を整理しました。あすは全般物色の流れを確認したうえで、仕切り直したいと思います。
10月26日株式セミナーin大阪 大阪メトロ長堀橋駅から徒歩1分
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