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米中対立緩和待でリスクオン
15日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均408円高です。米中閣僚級貿易協議で両国が部分合意、対中関税引き上げが見送られたことで、米中対立緩和期待が高まり、リスクオンの流れとなりました。為替が108円台前半の円安水準で推移していることも後押しとなり、後場も高圏での推移が続き、2万2200円台に乗せて引けています。
朝高のあと伸び悩む銘柄も散見
東証1部の騰落銘柄は値上がりが1898と全体の9割近くを占める全面高商状で、世界景気に敏感な海運株や台風被害の復興需要が見込まれる土木・建設に高い銘柄が目立ちました。ただ、インデックス売買と買戻し主体の動きで、日経平均は年初来高値水準に上昇したことから、戻り待ちの売りも出やすく、朝高のあと伸び悩む銘柄も散見されました。
仕切り直しのタイミング計る
日経平均はマドを空けての急伸で日中値幅は小さく、高値掴みが警戒され、物色の流れも確認したいと考え、きょうは売り、買いともに手控えました。基本スタンスは押し目買いですが、輸出セクターを中心に上値を追うのか、中小型に回帰するのか、様子を見極めながら、仕切り直しのタイミングを計りたいと思います。
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