日電産の反応を見守る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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終盤から締まる底堅い展開

 23日の東京市場は3日続伸し連日で年初来高値を更新しました。日経平均は76円高です。前場は売り買い交錯で、方向感のなく前営業日終値を挟んで揉み合っていましたが、終盤から締まる底堅い展開でした。米テキサス・インスツルメンツの予想を下回る業績見通しを受け、半導体関連が売られる一方、エーザイを中心にしたバイオ株や中小型の個別物色意欲は強く、東証1部の騰落銘柄数は値上がり1531と全体の7割以上を占めました。

業績底入れでアク抜けなるか

 さて、日経平均は高値圏で3月期企業の2Q決算発表を迎えることになりましたが、注目の日本電産は2Q35%営業減益とコンセンサスを下回り、通期予想を下方修正しました。強気派のシナリオ通り、業績底入れ観測からアク抜けになるようなら、今後本格化する決算発表に対する反応もポジティブになると考えられます。まずはあすの日電産の株価の反応を見守りましょう。

決算確認して銘柄選別

 週内に一旦ポジションを軽くして決算の内容を確認してから銘柄を選別したいと考え、手持ち銘柄を整理する方向で動いています。2Q上方修正も値動きが鈍いリオン(6823)やトライアイズ(4840)を利益確定したほか、海外進出の材料が出たブシロード(7803)は損失を確定しました。一方、追撃買いを入れたベイカレント(6532)が最高値奪回へ動きを強め、手間いらず(2477)は伸び悩みながら、5日線上をキープしており、こちらも実質最高値をうかがう動きが続いています。

株式情報と相場見通し

10月26日株式セミナーin大阪 大阪メトロ長堀橋駅から徒歩1分

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