需給動向を確認して銘柄を選別!【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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半導体関連中心に水準切り上げる

 28日の東京市場は6日続伸しました。日経平均は67円高と連日の年初来高値更新です。米中貿易摩擦の緩和期待で前週末の米株市場が高く、為替も108円70銭台の円安水準で落ち着いていることから、半導体関連を中心にした輸出株や海運、非鉄、鉄鋼など景気敏感株が水準を切り上げました。中小型株も材料が出た銘柄が値を飛ばしています。

ファナックの反応を見守る

 東証1部の売買代金は概算で1兆8180億2000万円と薄商いながら、ショートカバーに底堅い展開でした。ただ、決算に対しては安川電機や日本電産はアク抜け的な動きをみせていましたが、信越化学はやや慎重な姿勢がうかがえ、きょう引け後に決算を発表したファナックの反応を見守りたいと思います。2Qは5割超の大幅減益で、通期計画を下方修正しました。

イビデンが高値

 輸出株は押し目買い、売り込まれていたセクターや銘柄も見直されると見ていますが、半導体関連を中心に水準訂正が進んだことから、全般は押し目を待つタイミングで、個別は決算発表日程をにらみながら、需給動向を確認して銘柄を選別したいと考えています。推奨銘柄では富士ソフトSB(6188)が収益上振れ期待から上放れ、半導体周辺でイビデン(4062)が高値を取ってきました。




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