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反発も伸び悩み
31日の東京市場は反発しました。日経平均は83円高です。FOMCの結果を受けて前日の米国株が3指数が揃って上昇した流れを引き継ぎ、買い優勢の展開でした。ただ、円の強含みや中国製造業PMIが市場予想を下回ったことも重しになり、フシ目の2万3000円に接近したところからは戻り売りに押されました。日銀金融政策決定会合の結果は現状維持でしたが、引け後に黒田日銀総裁の記者会見を控えることから後場は様子見気分が強まりました。
下値は買い直される
買い戻し一巡でアドバンテストをはじめ半導体関連に急落する銘柄が目立ちましたが、日銀ETF買いへの期待から下値は買い直され、東証1部の値上がり銘柄数は前引けの624から大引けでは935に増えました。あすは3連休を控えた週末で、米雇用統計の発表もあり、売り買いともに手控えられそうですが、底堅い展開が続くと見ています。
イーレクスが新値
推奨銘柄では痛い損失になりましたが、決算が嫌気されたソフトブレン(4779)を見切り売りしました。一方で追撃買いと入れたイーレクス(9517)が新値を取り、打診買いのシルバライフ(9262)も高値引けとなりました。引き続き上値追いは避け、決算発表日程をにらみながら慎重に銘柄を選別していきたい考えです。
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