目次
反落も下げ渋る
10日の東京市場は4日ぶりに反落しました。日経平均20円安です。前日の米国株安を受け売りが優勢でしたが、朝方に90円超に下落したあとは押し目買いに下げ渋り、上げに転じる場面もありました。対中関税引き上げ期限が迫っているほか、メジャーSQやFOMCなど重要イベント控え、上値の買いは手控えられたものの、堅い動きでTOPIXは連日でザラ場新値を取っています。
ジャスダックは13連騰
一方、ジャスダック平均はこの日で13日連騰、マザーズ指数も小幅ながら反発するなど中小型株物色は活発でした。IPOラッシュに伴う資金拘束の影響で利益確定の動きも見られましたが、きょうマザーズに上場したALiNKインターネットが買い気配のまま値付かず引けており、IPOの好スタートが続くようなら、換金資金が中小型株へ還流する可能性が高いでしょう。
引き続き強い銘柄で噴き値狙い
目先調整一巡から出直ってくる中小型株をマークしておきたいと考えで、きょうはサイババズ(7069)、イーレクス(9517)に追撃買い、イーソル(4420)やシノプス(4428)、構造計画(4748)、パスコ(9232)を買い直し、タイセイ(3359)やラクーンHD(3031)などに打診買いを入れました。引き続き物色の流れを見極めながら、強い銘柄で噴き値を狙っていくつもりです。
by 株価チャート「ストチャ」
大阪・船場発の経済情報マガジン 経済市場新聞 economypress
コメント