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反発も伸び悩み
１７日午前の東京市場は反発、日経平均は７７円高です。前日の米株市場で主要３指数が最高値を更新した流れを受け、買いが優勢でした。ただ、前場段階の東証１部の売買代金は概算で９６８９億円にとどまり、利益確定売りに朝高の後は伸び悩み気味です。米中摩擦は緩和方向で米国や中国の経済指標改善を受け世界景気減速への懸念が後退しており、リスク選好ムードにはありますが、上値を追うにはエネルギー不足です。
中小型に出直る銘柄
一方、先高感は強く、底堅い展開が続いていることから、中小型株には動きが戻ってきました。サンバイオは前日に続いてストップ安ながら、悪影響の広がりは見られず、出直る銘柄が増えています。ただ、資金の逃げ足の速さには注意が必要で、前場はサイババズ(7069)やパスコ(9232)を利益確定、チエル(3933)、スバル興(9632)の損益を確定するなど銘柄の絞り込みをかけました。一方でラクーンＨＤ(3031)やフルヤ金(7826)に追撃買い、ＭＳＯＬ(7033)、プロレド(7034)に打診買いを入れています。
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