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薄商いに上値重い
24日の東京市場は小幅に続伸しました。日経平均は9円高です。米国株市場でNYダウなど主要株指数が揃って最高値を更新したことから強含んで始まりましたが、買いは続かず前日終値を挟んでもみ合いました。大引けではプラスに引き戻したものの、薄商いに上値の重い状況が続いています。
まさに開店休業状態
東証1部売買代金は概算で1兆2861億円と今年最低、14年4月以来5年8カ月ぶりの低水準に落ち込みました。まさに開店休業状態で日中値幅は57円にとどまっています。海外投資家が戻ってくるまでは方向感が出ないようで、きょうはIPOがなく、中小型株も一部を除いて伸び悩む銘柄が目立ちました。
MSOLが上値を伸ばす
推奨銘柄ではアンビス(7071)やサイババズ(7069)の利益を確定するとともに、フルヤ金(7826)など高値圏で値動きの鈍った銘柄の損益を確定しました。一方で買い直したMSOL(7033)が上値を伸ばし、追撃買いを入れたチエル(3933)や買い直したメドピア(6095)、打診買いのチームスピ(4397)がしっかりです。節税対策による換金売りはほぼ峠を越したを見られますが、資金の逃げ足は速く、利益確定を優先したいと考えています。
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