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1カ月ぶり2万4000円台回復
14日の東京市場は3日続伸となりました。日経平均は174円高で12月18日以来約1カ月ぶりに2万4000円台を回復しています。米財務省が中国の為替操作国認定を解除したことを受け、米中関係改善期待が高まり米株市場で主要3指数が揃って上昇、110円台まで進んだ円安も主力輸出株にフォローになりました。
先物主導で個別には値下り多い
東証1部の売買代金は概算で2兆3629億円をこなしており、利益確定売りに伸び悩む場面もありましたが、下値は買い直され、大引けにかけ高値圏で推移しています。ただ、先物主導の展開で東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1216と値上りの860を上回っており、中小型株には値を消す銘柄が目立ちました。
プラズが大幅高で新値
推奨銘柄で好決算発表のプラズマ(6668)が大幅高で年初来高値を更新、太陽誘電(6976)も新値を取り、アンビス(7071)など輸出株や昨年来IPOの一角はしっかりでした。ただ、SHIFT(3697)が新値追いも上げ幅を縮め、エードット(7063)は反落、吉野家(9861)にいたっては大幅上方修正ながら、利益確定売りに急反落しており、戻り売りで損失を確定せざるを得なくなりました。今後、3月期3Q決算発表が本格化してきますが、物色の流れを見極めながらより慎重に対応したいと思います。
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