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続落も下げ幅縮める
28日の東京市場は続落しました。ただ、日経平均は127円安まで下げ幅を縮めています。新型肺炎の感染拡大が世界経済に与える影響が懸念され、米国株が急落した流れを引き継ぎ、主力株中心に売りが広がりました。もっとも、前日に大きく下落していたことや時間外の米株価先物高、円高進行に歯止めがかかったことで、短期的な突っ込み警戒感から買い戻しが入りました。
新型肺炎へ過剰反応落ち着く
下値で買いが入ったことから、東証1部の売買代金は概算で2兆1940億円と前日に続いて2兆円台に乗せました。値下がり銘柄数は前引け段階の1740から大引けでは1335に減り、全体の6割程度にとどまっています。インバウンド需要減少への懸念から売り込まれてきた資生堂が反発するなど、過剰反応も落ち着きつつあり、3Q決算が発表するなか、好業績株に関心が移るでしょう。
インソースが大幅高で新値
推奨銘柄も下げ渋りから反発に転じる銘柄が増えており、好業績を発表したインソース(6200)が大幅高で昨年来高値を更新しました。引き続き決算発表日程をにらみながら、上昇トレンドを維持する好業績銘柄を狙う方針で、きょうはスマレジ(4431)やカナミックN(3939)、メドピア(6095)、MSOL(7033)、アンビス(7071)など25日線レベルで下げ止まり、切り返してきた銘柄に買いを入れています。
by 株価チャート「ストチャ」
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