あすは様子見守る【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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改めてリスク回避の売り強まる

30日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は401円安と後場一段安で昨年11月1日以来およそ3カ月ぶりの安値に下落しています。新型肺炎感染拡大への警戒感がくすぶるなか、前日の米国株は続伸ながら終盤に失速するあと味の悪い引けとなり、改めてリスク回避の売り圧力が強まりました。本格化する決算発表を見極めたいとして様子見気分が強く、台湾や香港などアジア株安や再び108円台に入った円高も投資家心理を悪化させました。

個別にも値崩す銘柄目立つ

日経平均は支持ラインだった75日線を明確に割り込み、下値への意識が強まっており、東証1部の売買代金は概算で2兆5135億円に膨らみましたが、これはTOPIXの浮動株比率見直しに伴う売買が加わったためで、底入れ感はありません。3Q決算への反応は今3月期通期下方修正のスクリーンがストップ安、アドバンテストは上方修正ながら大幅安に売られるなど、好決算でも出尽くし感から急落する銘柄が多く、個別に値を崩す銘柄が目立ちました。

支持線割り込む銘柄増える

推奨銘柄も朝方は底堅く推移していましたが、時間の経過とともに下値を切り下げ、支持ラインを割り込む銘柄が増えました。高値圏にある銘柄は好業績でも決算発表をきっかけに一気に利益確定に傾く傾向も強まっており、あすは全般、個別、米国株をはじめ海外市場の動向を含め、状況を見守りたいと思います。




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