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反落も買戻しの流れ
3日の東京市場は反落しました。新型肺炎感染拡大に歯止めがかからず、前週末の米株市場でダウが600ドルを超える下落となり、リスク回避の売りにギャップアップして始まりました。ただ、430円近くまで下げ幅を広げた後は、春節明けの上海株がサーキットブレーカー発動などで下げ渋ったことから、買戻しの流れとなりました。日銀ETF買いや時間外取引の米株価指数先物高も支えになり、一時2万3000円を回復しています。
決算睨み好業績株に照準
反落ながらも底堅さを意識させる展開で、決算発表が本格化するなか好業績銘柄が個別に物色されたことも安心感を誘っています。まだ底入れ感はありませんが、目先的な突っ込み警戒感は強く、新型肺炎の封じ込め次第で自律反発に転じる局面が近いでしょう。きょうは先駆して値を上げた新型肺炎関連が値を崩しており、ここからの関連銘柄の深追いは禁物です。改めて決算発表日程をにらみながら好業績銘柄に照準を合わせていきたいと思います。
エムアップやスマレジなしっかり
推奨銘柄ではエムアップ(3661)やスマレジ(4431)、MSOL(7033)、日ホスピス(7061)、アンビス(7071)などなしっかりでしたが、値を崩した銘柄は戻り売りをしながら体制を立て直したいと思います。
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