銘柄絞り値幅狙う【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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米株高引継ぎ大幅続伸

5日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は234円高です。新型肺炎をめぐる中国人民銀行の大量の資金供給や政府による景気刺激策への期待から、米国株が大幅に続伸した流れを引き継ぎ、買いが優勢でした。109円台半ばまで進んだ円安と上海株高も支えになりました。東証1部の売買代金は概算で2兆4412億円と5日連続で2兆円台に乗せており、海外からの資金流入がうかがえます。

決算手掛かりにした物色続く

全般自律反発のなか、東証1部の値上がり銘柄数は1581と全体の7割強を占めました。通期予想を上方修正したソニーは売り買いが交錯し、小幅安で引けましたが、3Q大幅減益ながらコンセンサスを上回ったロームは前日まで売られていたこともあって、急反発するなど決算への反応も悪くはありません。外部環境は不透明ですが、市場は冷静さを取り戻しており、決算を手掛かりにした物色は続くでしょう。

上方修正のカプコンが新値

推奨銘柄では通期上方修正のカプコン(9697)が昨年来高値を更新、東海ソフト(4430)とアンビス(7071)は後場上げ幅を広げ、JMDC(4483)やMSOL(7033)、オリンパス(7733)もしっかりです。引き続き値を崩した銘柄の戻り売りのタイミングを待ちながら、決算にらみで銘柄を絞り込み値幅を狙っていく考えです。

by 株価チャート「ストチャ」

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