リバウンドの継続性見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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売り一巡後自律反発

 2日の東京市場は大幅に反発しました。日経平均は201円高です。新型コロナウイルス感染拡大への警戒感からリスクオフの流れが続き、朝方は300円を超える下げになりましたが、売り一巡後は先物主導で自律反発に転じました。中国2月景況感指数の急激な悪化と円高が重石になりましたが、FRBが利下げを示唆し、黒田日銀総裁が緊急談話で資金供給に前向きな姿勢を示したことが出直りのきっかけです。後場は上海株の上昇に後押しされ、450円超に上げ幅を広げる場面がありました。

あくまで買戻し主体の動き

 指標はいずれも陰の極にあり、突っ込み警戒感から買戻しが入ったようです。急ピッチの戻りで高値圏では戻り売りが出て、日経平均は押し戻されましたが、マザーズ指数は6%近い大幅高で引けるなど、中小型株に急反発する銘柄が目立ちっした。ただ、あくまで買戻し主体の動きで明確に底が入った状況ではありません。新型肺炎の感染も沈静化したわけではなく、リバウンドの継続性はあす以降の動きを見極める必要がるでしょう。

中期スタンスで成長株投資

 値を崩した銘柄は戻り売り、あるいはつなぎ売りのタイミングを待ちたい考えで、値動きの鈍った銘柄にはショートのチャンスもありそうです。ただ、中期スタンスの成長株投資は今がチャンスと見ており、前場はスマレジ(4431)とメドレー(4480)、後場はフリー(4478)、また、収益V字型回復のオリンパス(7733)にも追撃買いを入れました。




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