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大幅続伸し1万8000円回復
6日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は429円高で1万8000円台を回復しています。前週末の米国株は反落ながら、新型コロナウイルスの感染被害が最も大きいニューヨーク州の感染者数がピークを迎えた可能性があるとの指摘を受け、時間外の米株価指数先物が上昇、為替が円安方向に振れていることや国内でも「緊急事態宣言」が近く出されると伝わったことが、当面のあく抜け感につながりました。
富士フイルムが最高値
富士フイルムの最高値更新が象徴するように、前週末に利益確定売りで反落した新型コロナに関連する材料株の切り返しが目立ちました。ただ、全般は5日線に上値を抑えられるかたちで伸び悩んでおり、まだ2番底を探りの展開を脱したわけではありません。前場は下値模索が続く弱い銘柄の損失を確定し、デンカ(4061)やテラスカイ(3915)など動きのいい材料株へシフトしています。
by 株価チャート「ストチャ」
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