材料株への買いのタイミング待つ【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅続伸も伸び悩む

 7日午前の東京市場は大幅続伸、日経平均は232円高です。前日の米国株はでダウが21600ドルを超える上昇となり、国内では緊急事態宣言とともに、業規模108兆円と過去最大規模の緊急経済対策が発表されたことから買いが優勢でした。ただ、1万9000円台に乗せたところからは戻り待ちの売りに上値が重く、上げ幅を縮めています。

売り込まれた銘柄が買い戻される

 それでも日経平均は25日線を回復し、リバウンド基調を強めており、売り込まれた銘柄への買戻しが広がりました。一方で富士フイルムやデンカが利益確定売りに急反落するなど新型コロナに関連する材料株が上げ一服となるケースが目立っています。作戦が裏目に出たかたちですが、感染が沈静化したわけではなく経済、企業業績への影響も懸念されるなか、材料株物色は利食いを交えながら続くでしょう。様子を見極めながら追撃買いのタイミングを待ちたいと思います。

株式情報と相場見通し

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