目次
後場上げ幅広げ4連騰
8日の東京市場は大幅に4日続伸しました。日経平均は403円高です。前場は手がかり材料に乏しく、高寄りのあと下げに転じるなど、1万9000円を挟んで揉み合っていましたが、後場に入ると時間外の米株価指数先物高と為替が円安に振れたことを追い風に上げ幅を広げました。先物への買い戻しが指数を押し上げており、ファーストリテが大幅高、弱含みに推移していたソフトバンクGも上げに転じています。
全般リバウンド基調強まる
全般リバウンド基調が強まっており、売り込まれた銘柄への買戻しが続き、臨時休業を決めた小売り株がアク抜け感から上昇するケースも目立ちました。一方で新型コロナに関連する材料株についても富士フイルムなど先駆株は上げ一服ながら、新たに材料を発表した銘柄が人気を集めるなど、物色に広がりがみられ、直近IPO銘柄にも動きが出てきました。
IIJが大幅高で新値
推奨銘柄ではIIJ(3774)、NexTone(7094)が大幅高で新値を取り、HENNGE(4475)やビジ太田(9658)も高値奪回へ向かってきました。ただ、新型コロナウイルスに関連したニュースに振らされ、値の荒い展開が続くと考えられ、引き続き新型コロナに関連する材料株やIPO関連銘柄で、動きのいい銘柄に割り切って対処したい考えです。
コメント