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利益確定売りに小幅反落
15日の東京市場は小幅に反落しました。日経平均は88円安です。前日の米国株は大きく上昇しましたが、当面の利益を確定する売りが上値を抑え、1万9500円を挟んだ狭いレンジでもみ合いました。後場に入ると日銀ETF買いへの期待から小幅に上昇する場面がありましたが、新型コロナウイルス感染拡大と企業業績へ影響が懸念されるなか、円の強含みや中国株が軟化したことなどが買い手控えさせました。
新型コロナに関連する材料株と直近IPO
もっとも、IMFが世界経済見通しを大幅に引き下げたことや、前日の急騰を考慮すれば底堅い動きで、新型コロナウィルスに関連する材料株や直近IPOのなかに値を飛ばす銘柄が目立つなど、中小型株が強い動きを見せました。利食いをこなしながら高値圏で値保ちのいい銘柄も多く、日経平均が1万9500円レベルで踏ん張るようなら、あす以降も中小型材料株や直近IPOの循環物色が続くでしょう。
関通がS高でIIJは新値
推奨銘柄ではすららネット(3998)やMacbeeP(7095)、ファイズHD(9325)を噴き値で利益を確定する一方、買い直した関通(9326)がストップ高、IIJ(3774)は新値を取ってきました。Chatwork(4448)やメドピア(6095)も底堅く、後場はチエル(3933)を買い直し、JMDC(4483)に打診買いを入れています。引き続き割り切り対処で深追いすることなく、各自にに利益を確定していきたいを考えています。
by 株価チャート「ストチャ」
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