材料株の押し目見極め【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
目次

原油市況悪化で大幅続落

 21日の東京市場は大幅に続落しました。日経平均は388円安です。原油市況の急激な悪化を受け、米国株が大幅に下落した流れを引き継ぎ、売りが優勢でした。朝安のあと一旦下げ渋っていましたが、前引けにかけ再び軟化、後場は一段安です。売買代金は2兆円を上回りましたが、国内で新形コロナ感染が拡大するなか、北朝鮮の金正恩委員長が重体と伝わったことが有事を意識させ、売りを助長しました。

中小型株に値を崩す銘柄目立つ

 原油相場の急落を受け、利益確定の流れが強まり、東証1部の7割超の銘柄が下落、マザーズ指数指数は4%を超える下落となり、前日ストップ高だった関通が一転してストップ安まで売られるなど、人気を集めていた中小型株にも値を崩す銘柄が目立っています。ただ、日経平均は1万9000円が当面の下値として意識され、原油貯蔵への思惑から中堅海運株が人気を集めるなど、個別に物色意欲は衰えておらず、新型コロナに関連する材料株などの押し目を見極めることになりそうです。

強い銘柄の切り返しを狙う

 きょうはIIJ(3774)やチエル(3933)、メニコン(7780)など高値圏で値動きの鈍った銘柄の利益を確定し、銘柄の絞り込みをかけました。引き続き中小型株に割り切って対処していく方針で、強いトレンドの銘柄の下げ止まりから切り返しのタイミングを狙いたいと思います。

株式情報と相場見通し

Pocket

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次