GW明け後に備える【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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大幅高で2万円大台回復

 30日の東京市場は急反発しました。日経平均は422円で約2カ月ぶりに2万円大台を回復しています。ギリアドが新型コロナウイルスの治療薬候補「レムデシビル」の臨床試験で有効性があったと発表したことを受け、前日の米株市場でダウが532ドル超と急騰した流れを引き継ぎ、買い気が強まりました。ギャップアップして寄り付いた後も高値圏でもみ合いが続き、後場に入ると先物主導で600円近くに上げ幅を広げる場面がありました。

買戻しが相場押し上げる

 ただ、政府が緊急事態宣言の延長を検討するなど新型コロナウイルスへの警戒感は強く、大引けにかけて伸び悩んでいます。大型連休を控え、売り方の買戻しが相場を押し上げたと見られ、指数採用の値嵩株や半導体関連のほか、海運や鉄鋼など売り込まれてきた景気敏感セクターが上昇しましたが、後場に入って上げ幅を縮める銘柄が増えました。また、これまで人気を集めてきた中小型材料株には利益確定売りに押される銘柄が目立っています。

WTI原油に追撃買い

 推奨銘柄は中小型株が主体できょうは人気の圏外でしたが、高値圏にあった銘柄はすでに利益を確定していますので、手持ち銘柄については損益確定のタイミングを待つことにしました。前場は一旦底入れしたと見られるWTI原油(1671)に追撃買いを入れましたが、後場は売り、買いともに見送っています。あすはGW明け後に備え、できる範囲でキャッシュポジションを高めたいと思います。

株式情報と相場見通し

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