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続伸し後場一段高
2日の東京市場は大幅に続伸しました。日経平均は265円高と後場一段高になりました。経済指標が景気底入れを示しているとの見方から米主要株価指数が高く、米中対立や米抗議デモへの警戒感はあるものの、景気悪化を予想していたヘッジファンドなど海外投資家の買い戻しが下値を押し上げています。相場の腰は強く、前日に続き中小型株物色が盛り上がっており、朝高のあと下げに転じていたマザーズ指数も持ち直しました。
需給面から上昇基調続く
日経平均の25日移動平均線との乖離率は8.9%と5年半ぶり、25日騰落レシオは150.8%と3年ぶりの高水準に達しており、過熱感は否めません。ただ、未解消の現物売り残は過去高水準で、短期筋のショートカバー動きが強まっており、需給面から上昇基調が続きそうです。相場は最終局面が最も値幅が出ますので、特に高値圏にある中小型株については下値のメドを25日線から5日線に切り替え、噴き値を狙いたいと思います。
テクマトリクスが大幅高で新値追い
推奨銘柄では1対2株式分割を発表したテクマトリクス(3762)が大幅高で新値追い、HENNGE(4475)やニイタカ(4465)、フリー(4478)も最高値を更新しました。前場はウィルズ(4482)やMacbeeP(7095)、後場はエムスリー(2413)やチームスピ(4397)、イノベーション(3970)などに買いを入れましたが、過熱感から出遅れ銘柄へシフトする兆候も見られ、噴き値では確実に利益を確定したいと思います。
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