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後場一気に下げ幅広げる
11日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は652円安です。前場は朝安のあと下げ渋っていましたが、後場に入ると波乱の展開になりました。米株価指数先物が下げ幅を広げると先物へ仕掛け売りが入り、利食いを急ぐ動きが加速、一気に下げ幅を広げほぼ安値で引けています。FOMCでゼロ金利政策を据え置く方針が示されたことから、106円台まで円高が進み、金融株や輸出株、海運、鉄鋼など景気敏感株も売られ、東証1部のは全体の9割の銘柄が値下がりしました。
調整交えながら循環物色は続く
前場はプラス圏で推移していたジャスダック平均やマザーズ指数も後場に入って下げに転じ、人気を集め高値圏にあった中小型株にも伸び悩む銘柄が目立ちました。ただ、トレンドを崩すまでの下げには至っておらず、逆行高で粘り腰を見せる強い銘柄も少なくありません。SQ通過後の動きを見極めてからスタンスを決める考えですが、今後も利食いによる調整を交えながら循環物色が続くと考えており、引き続き中小型材料株で値幅を狙う考えです。
イノベーションを利益確定
推奨銘柄では前日に続いてストップ高まで買われたイノベーション(3970)と高値圏で動きが鈍ったニイタカ(4465)の利益を確定しました。一方でHENNGE(4475)やエイトレッド(3969)、Link‐U(4446)など逆行高銘柄に買いを入れています。
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