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米株安受け大幅反落
29日の東京市場は大幅に反落しました。日経平均は517円安です。新型コロナウイルスの感染拡大への懸念から前日の米株市場でダウが700ドル超下げたことで、売り圧力が強まりました。朝安のあと前場は下げ渋っていましたが、後場寄りから値を崩し、一時540円超に下げ幅を広げ、大引けで2万2000円を割り込んでいます。
新興市場も利益確定の流れ
年金基金によるリバランス売りや海外ヘッジファンドの決算期末売りが下げに拍車をかけたようで、マザーズ指数、ジャスダック平均も3日続落で、日経平均と同様に後場に入って値を崩しました。IPOや低位株の一角はにぎわいましたが、バイオを中心に利益確定売りに伸び悩む銘柄が目立っており、新興市場全体では値下がり銘柄数が値上がりの数を大きく上回るなど、利益確定の流れに傾きつつあります。
ストライクが好決算発表
中国が香港国家安全維持法を可決するとの観測もあり、米中摩擦激化も気になるところで、あすは200日線レベル出の攻防が予想されています。個別には銘柄選別がより重要になってきますので、きょうはEG(6050)やリグア(7090)など過熱感なく高値をうかがう逆行高銘柄に買いを入れました。また、推奨銘柄ではストライク(6196)が3Q78%営業増益と好決算を発表しました。あすの反応を見守りたいと思います。
株式情報と相場見通し
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