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反発も下落銘柄7割占める
9日の東京市場は反発しました。日経平均は90円高です。前場は方向感なく小高い水準で推移していましたが、後場に入ると日銀ETF買い観測が先物への買戻しを誘い、240円超に上げ幅を広げる場面がりました。ただ、都内で220人以上が新型コロナに感染したと伝わったことから、大引けにかけて伸び悩んでいます。東証1部の騰落銘柄数は値下がりが1496と全体の7割を占め、弱含みの展開でした。
中小型材料株の個別物色は続く
ただ、ETF分配金支払いに伴う売りが警戒されるなかで、日経平均は5日線や25日線を上回っており、下値の堅さは意識されています。マザーズ指数、ジャスダック平均は25日線に上値を抑えられるかたちで小幅に反落しましたが、5日線が下値をフォローしており、リバウンド基調は崩れていません。利食いによるスピード調整を交えながらも、中小型材料株の個別物色が続きました。
マクアケが連日の最高値
推奨銘柄ではマクアケ(4479)が連日で最高値を更新、ブリッジ(7039)も新値を取っており、カオナビ(4435)やHENNGE(4475)もしっかりです。前場に打診買いを入れた直近IPOのコマースワン(4496)は後場反落しましたが、ここからの下値は小さいと見ており、切り返しの動きを確認したうえで追撃買いのタイミングを計りたい考えです。まずはあすのSQ通過後の動きと物色の流れを見極めてから判断しましょう。
by 株価チャート「ストチャ」
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