物色の流れ確認してから【正直じいさんの株で大判小判】

正直じいさんの株で大判小判20.08|株式市場新聞
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利益確定売りに反落

 14日の東京市場は反落しました。日経平均は197円安です。米株市場でダウが大幅高のあと失速、ナスダックは大幅に反落したことから、前日の大幅高の反動もあって利益確定売りが優勢でした。不動産や低位の出遅れ銘柄の一角は買われましたが、主力株を中心に売りが広がり、半導体関連などハイテクセクターにも安い銘柄が目立っています。アジア株安が重しになり、後場に入るとやや下げ幅を広げる場面がありました。

薄商いも底堅さ意識

 日銀金融政策会合や米中重要経済指標発表を控え様子見気分が強く、東証1部の売買代金は2兆円に届きませんでしたが、日経平均は5日線、25日線上にとどまっており、底堅さは意識されています。一方で人気を集め高値圏にあった新興市場のバイオやウィズ・アフターコロナに位置づけられる材料株に急落する銘柄が目立ち、グロース株中心の物色の流れが変化することには注意が必要です。今晩のナスダックに注目しましょう。

グレイスが後場上げに転じる

 推奨銘柄のほとんどが上げ一服となりましたが、高値圏にあった銘柄については前週にほとんどを利益確定しており、グレイス(6541)が後場上げに転じたほか、電算シス(3630)やMCJ(6670)、リグア(7090)など手持ち銘柄はおおむね底堅く推移しました。引き続き過熱感なく高値をうかがう中小型株を狙う方針ですが、流れを確認してからと考えており、きょうは太陽誘電(6976)への打診買い、MacbeeP(7095)の買い直し、グレイスへの追撃買いにとどめています。

株式情報と相場見通し

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