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米国株高受け買い優勢に
15日の東京市場は急反発しました。日経平均は358円高です。新型コロナウイルスワクチン開発進展期待から前日の米株株が大幅に上昇した流れを引き継ぎ、買いが優勢でした。時間外の米株価指数先物高もフォローになり、フシ目の2万3000円に迫っています。上海株が朝高のあと下げに転じたことで、後場序盤にかけ伸び悩む場面はありましたが、日銀が金融政策決定会合で大規模金融緩和策維持を決めたことが買い安心感を誘い、大引けにかけ締まりました。
景気敏感株中心に買い広がる
景気敏感セクターを中心に買いが広がり、東証1部の値上がり銘柄数は1860と全体の86%を占めました。中小型株も直近高値を付けていた銘柄には利益確定の流れが続いていますが、決算などを手掛かりに大幅高に買われる銘柄が目立っており、マザーズ、ジャスダックともに反発しました。ただ、ナスダックの戻りの鈍さが警戒されており、グロース株からバリュー株へ物色の流れが変化することには注意しておきたいと思います。
MacbeeP大幅高で高値うかがう
推奨銘柄ではMacbeeP(7095)が大幅高で6月末に付けた最高値をを窺う動き、グレイス(6541)も出直り基調を強め、前場に買い直したフロンティアM(7038)は後場上げ幅を広げました。引き続き物色の流れを見極めながら、過熱感なく高値を目指す中小型株で値幅を狙う考えです。
by 株価チャート「ストチャ」
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