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反落も下げ幅縮める
15日の東京市場は4ぶりに反落しました。日経平均は104円安です。前日まで3日続伸し約7カ月ぶりに2万3500円台を回復したことから利益確定売りが優勢で、105円60銭前後と為替が円高に振れていることも重しになりました。ただ、200円超に下げ幅を広げた後は中国経済指標の改善をえに下げ渋り、後場は日銀ETF買いが入ったことで下げ幅を縮めています。
ハイテク株や中小型株を物色
大型株は上げ一服ながら全般底堅く、前日まで軟調に推移していた半導体関連などハイテク株が買われました。中小型株物色も活発で、ジャスダック平均は続伸、マザーズ指数は急反発に転じています。週初はバリュー株シフトが意識されていましたが、結局、グロースとの循環物色が続いており、今週は4連休を控えて商いが盛り上がりにくいことから、中小型株の個別物色の色彩が強まると見ています。
カプコンが連日の最高値
推奨銘柄ではゲームショーへの期待からカプコン(9697)が連日で最高値を更新、大幅に月次売上げを伸ばしたラクス(3923)や上振れ期待のレノバ(9519)も新値を追ったほか、25日線レベルで下げ渋りから反発に転じる銘柄が増えてきました。きょうはミダック(6564)をいったん利益確定する一方、ロコガイド(4497)やアディッシュ(7093)に追撃買い、MDV(3902)、ニューラル(4056)に打診買いを入れています。
by 株価チャート「ストチャ」
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