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大引けにかけ引き戻し小反落
7日の東京市場は小幅反落でした。日経平均は10円安です。トランプ大統領がコロナ対策に関する協議停止を表明、米国株が急反落したことから売りが先行しました。ただ、160円超下落して寄り付いた後は下げ渋り、今度はトランプ氏が中小企業向け支援策をツイートしたことで、大引けにかけてほぼ前日水準まで引き戻しています。東証1部の売買代金は1兆9300億円にとどまりましたが、閑散に売なしの状況で下値は限られ、半導体やバイデン大統領候補絡みで再生エネ関連の一角が買われました。
マザーズ連日の高値
マザーズ指数が連日で年初来高値を更新、ジャスダック平均も続伸しており、新興市場も堅調です。直近IPOは上げ一服ながら、デジタル庁に関連した銘柄や材料の出た銘柄に物色が広がりました。1部市場は底堅いものの上値も重く、個人主体の資金は新興市場に向っており、2Q決算を控え主力株は手掛けずらいことから、今しばらくは中小型株の個別物色が続くでしょう。ただ、人気銘柄の縦追いが続いたことで過熱感も否めず、利益確定売りによる急落には注意しておきたいところです。
再生エネのレノバが出直る
推奨銘柄ではJMDC(4483)が連日の最高値、エーアイ(4388)は切り返し年初来高値を更新したほか、メドレー(4480)も堅調で再生エネ関連のレノバ(9519)は出直りの動きを強めました。引き続きスピード調整一巡から過熱感なく高値をうかがう銘柄を狙う方針で、きょうはユーザベース(3966)、マネーフォワド(3994)の利益を確定する一方、MCJ(6670)を買い直し、ジモティ(7082)、Spee(4499)に追撃買いを入れました。
by 株価チャート「ストチャ」
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